元TBSアナウンサーで現在は東京都議会議員の高野貴裕(たかの たかひろ)さんの年収は、TBSアナウンサー時代が推定1,700万〜1,900万円台、2025年から務める都議会議員としての報酬が年額でおおよそ1,400万〜1,600万円前後とみられます。
いずれも高野さん本人が公表した金額ではなく、元同僚アナウンサーの証言、TBSホールディングスの有価証券報告書に載る平均年収、そして東京都の条例で定められた議員報酬をもとにした推定値です。
この記事では、キー局アナウンサーの給料の相場から、高野さんのTBS時代の推定年収の内訳、TBS退社から都議への転身で収入がどう変わったのかまで、根拠を示しながら順番に整理していきます。
高野貴裕の年収は「推定」でいくら?結論から整理
最初に押さえておきたいのは、高野貴裕さんは会社員アナウンサーであり、これまで一度も自分の年収を公表していないという点です。そのため世に出ている「年収◯◯万円」という数字は、すべて外部の情報から組み立てた推定にすぎません。それでも複数の材料を突き合わせると、ある程度の幅で見当をつけることは可能です。
ここではまず結論と全体像を示し、そのあとで根拠をひとつずつ確認していきます。
TBSアナウンサー時代は推定1,700万〜1,900万円台
高野さんのTBSアナウンサー時代の年収は、推定で1,700万〜1,900万円台とみるのが妥当なラインです。
根拠は主に2つあり、1つ目が元TBSアナウンサー・安東弘樹さんの「30〜40代で1,500万〜2,000万円くらい」という具体的な証言です。
2つ目がTBSホールディングスの有価証券報告書に記載される平均年収で、これがおおむね1,400万〜1,600万円台で推移しています。
高野さんは『筑紫哲也 NEWS23』のキャスターや『王様のブランチ』の看板コーナーを任される中堅〜ベテランの位置にいたため、社内平均をやや上回る水準だったと考えるのが自然です。
これらを重ねると、ピーク時で1,900万円前後まで届いていた可能性は十分にあります。
現在の都議報酬は年額おおよそ1,400万〜1,600万円前後
2025年6月の東京都議会議員選挙で初当選した高野さんの現在の収入は、東京都の条例で決まっている議員報酬が中心になります。
報酬月額は本来約103万6,000円ですが、東京都議会は2017年から20%の削減を続けており、実際の支給額は月額約82万8,800円です。
これに年2回の期末手当(ボーナスに相当)が加わり、年収ベースではおおよそ1,400万〜1,600万円前後に落ち着くとされています。
別途、政務活動費として月額50万円(年600万円)が支給されますが、これは調査研究や広報にあてる経費で、個人の所得ではありません。
高野貴裕の推定年収の内訳(すべて推定・参考値)
| TBSアナ時代(30〜40代) | 約1,700万〜1,900万円台/安東弘樹の証言+TBSHD平均年収から推定 |
| TBSHD 平均年収(全社員) | おおむね1,400万〜1,600万円台/有価証券報告書ベース |
| 現在の都議報酬 | 年額おおよそ1,400万〜1,600万円前後/月額約82.9万円+期末手当 |
| 政務活動費(都議) | 月額50万円(年600万円)/使途が決まった経費で所得ではない |
なぜ数字が「推定」にとどまるのか
上場企業であるTBSホールディングスは全社員の平均年収を有価証券報告書で開示していますが、これは総合職・アナウンサー職・技術職などをすべてならした数字です。
アナウンサーだけの平均や、高野さん個人の給与明細が公開されているわけではありません。
都議会議員の報酬は条例で明確に決まっているぶん精度は高いものの、委員長や議長などの役職に就くと加算があるため、高野さんの実額は年によって上下します。
つまり「本人公表値ではない」という前提を外さずに読むことが大切で、この記事の数字もあくまで目安として扱ってください。
TBSアナウンサー時代の年収を分解する
キー局のアナウンサーは「高給取り」というイメージで語られがちですが、その実態は局員としての給与体系に沿ったものです。
フリーアナウンサーのように出演本数で青天井に稼ぐ形ではなく、あくまで年功と役職で積み上がっていく会社員型の年収である点がポイントになります。
ここでは高野さんのケースを、証言・開示データ・キャリアの3つの角度から見ていきます。
根拠1|元TBSアナ・安東弘樹の証言
最も具体的な手がかりが、高野さんの先輩にあたる元TBSアナウンサー・安東弘樹さんの発言です。
安東さんはフリー転身後のインタビューやラジオで、TBS時代の給与水準について「30〜40代で1,500万〜2,000万円くらい」という趣旨の話をしています。
高野さんは1979年生まれで、2003年入社。
アナウンサーとして最も露出が多かった2006年から2010年代前半は、ちょうど20代後半から30代にあたります。
安東さんの証言レンジに素直にあてはめると、キャスター業務が本格化した30代で1,700万〜1,900万円台に達していたと考えられます。
根拠2|TBSホールディングスの平均年収
TBSホールディングスの有価証券報告書によると、従業員の平均年間給与は近年おおむね1,400万〜1,600万円台で推移しています。
これは在京民放キー局の中でも高い部類で、日本の上場企業全体で見てもトップクラスの水準です。
平均年齢が40歳台後半という数字も公表されており、40代前半だった時期の高野さんは平均並みか、看板番組を担当していたぶんやや上だった可能性があります。
安東さんの証言と開示データがほぼ同じレンジを指していることから、「TBS時代1,700万〜1,900万円台」という推定はそれなりに筋が通っています。
キャリアのピークと担当番組
高野さんは2006年10月から2008年2月まで『筑紫哲也 NEWS23』のキャスターを務め、報道の顔として全国区の知名度を得ました。
『王様のブランチ』では「高野ボンバー貴裕」としてDVD紹介コーナーを長く担当し、バラエティでも独自のポジションを築いています。
局アナは看板番組を持つと社内評価が上がり、昇格・昇給につながりやすいとされます。
一方で2022年6月にアナウンサー業務を離れ、編成・プロモーション部門やCSR推進室長といった管理系のポジションに移りました。
管理職手当が付く一方で番組出演に伴う手当は減るため、退社直前の年収はアナウンサー全盛期と大きくは変わらなかったとみられます。
東京都議会議員になって年収はどう変わった?
2025年1月にTBSを退社し、同年6月の都議選で世田谷区から都民ファーストの会公認で出馬、24,797票を獲得して初当選しました。
「大企業の局員から地方議員へ」という肩書きの変化は大きいものの、収入という面では意外なほど落差が小さいのが実情です。
都議の報酬は「約1,400万〜1,600万円」に条例で決まっている
東京都議会議員の報酬月額は条例上約103万6,000円ですが、2017年以降は20%削減が続いており、実支給は月額約82万8,800円です。
ここに6月・12月の期末手当が加わり、年収の目安はおおよそ1,400万〜1,600万円になります。
地方議員としては全国で最も高い水準で、一般的な市区町村議会議員(年数百万〜1,000万円前後)とは大きな差があります。
これは東京都の予算規模が国家並みに大きく、議員の職責が重いことが理由とされています。
東京都議会議員の報酬(2025年時点・参考値)
| 報酬月額 | 約82万8,800円(本来の約103万6,000円から20%削減) |
| 期末手当 | 年2回(6月・12月)支給 |
| 年収の目安 | おおよそ1,400万〜1,600万円 |
| 政務活動費 | 月額50万円/使途が決まった経費(所得ではない) |
| 役職加算 | 議長・副議長・委員長などに就くと上乗せあり |
TBS時代と比べて「大きな増減はない」とみられる
TBS時代の推定が1,700万〜1,900万円台、都議報酬がおおよそ1,400万〜1,600万円なので、額面では年間で数百万円ほど下がった計算になります。
ただしアナウンサー時代のような番組出演に伴う変動要素がなくなり、報酬が条例で安定している点はメリットです。
また委員長ポストなどに就けば加算があるため、キャリアが進めばTBS時代の水準に近づく可能性もあります。
「収入を捨てて政治家に転身した」というより、生活水準を大きく変えずに活動の場を移したと見るのが実態に近いでしょう。
妻・星野真里の女優としての収入も家計を支える
高野さんの妻は、7歳から子役として活動してきたベテラン女優の星野真里さんです。
ドラマ・映画・舞台に加えて情報番組のコメンテーターやナレーションもこなし、安定した収入があるとみられます。
2026年には「24時間テレビ49」のチャリティーマラソンランナーに起用されるなど、露出はむしろ増えています。
共働きで世帯収入を組み立てているため、高野さんが会社員から議員に転身しても家計の基盤は揺らぎにくい構図です。
長女が国指定の難病「先天性ミオパチー」であることを2024年に公表しており、医療・福祉にかかる負担を夫婦で支え合っている点も、収入面を考えるうえで見逃せない背景といえます。
まとめ
・TBSアナウンサー時代の年収は、元TBSアナ・安東弘樹さんの証言とTBSホールディングスの平均年収から、推定で1,700万〜1,900万円台とみられる。
・2025年から務める東京都議会議員としての報酬は、東京都の条例に基づき年額でおおよそ1,400万〜1,600万円で、地方議員としては全国最高水準。
額面ではTBS時代よりやや下がったと考えられますが、報酬が安定し役職加算の余地もあるため、生活水準を大きく変えずに活動の場を移した形といえます。
女優として活躍する妻・星野真里さんの収入もあり、共働きで家計を支えているのが高野家の現在の姿ですね。
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