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高橋しげみにストーカーした児玉広志。競輪界のスターがなぜ?

6月10日 (火)21時~「世界仰天ニュース2時間SP」で、夢を捨てたお天気キャスターの今という内容が放送されます。

この夢を捨てたお天気キャスターは元アナウンサーの高橋しげみさんです。

夢を捨てるきっかけとなったのは、高橋しげみさんが有名競輪選手にストーカー行為をされ、加害者が急死をした事で、ネットで誹謗中傷を浴び、人生が狂ってしまったからです。

この有名競輪選手は児玉広志さんという事がわかっています。

児玉広志さんは、現在お亡くなりになっていますが、当時競輪界のスターと呼ばれていた選手でした。

ではなぜストーカー行為をしてしまったのか?

その真相に迫ります。

ぜひ最後までご覧ください。

目次

高橋しげみへのストーカー事件

ストーカー内容

2011年頃、競輪のテレビ中継でメインキャスターを務めていた元アナウンサーの高橋しげみさん(当時23歳)。

高橋さんは、競輪の仕事で知り合った児玉広志さんから下記のようなストーカー行為に悩んでいました。

男性から1日に100件以上もの連絡が来るようになりました。『死にたい』などと電話がかかってきて、むげにもできず対応していたのですが、徐々に回数が増え、内容もエスカレートしてきたんです。長文のメールを大量に送ってきたり、仕事先に中傷の電話をかけてくるようにもなりました。家族に危害を加えることを示唆した内容のメールもありました」

ついに高橋さんは被害届を出し、2015年に児玉広志さんはストーカー規制法違反の疑いで逮捕されます。

しかし、起訴には至っていません。

ネット上の誹謗中傷被害

競輪業界で有名だった児玉広志さんの逮捕は、マスコミにも大きく取り上げられました。

実際の内容は、メール約300通、電話約400回のストーカー事件だったのですが、

テレビの情報番組で、勘違いした司会者が、『逮捕容疑はこのうちのメール3通、電話14本、たったこれだけでストーカー呼ばわりされたら、日本中の男がストーカーになってしまう』と発言。

その後、ストーカーの被害者は、「群馬県在住の50代のアナウンサー」と報じられ、ネットでは高橋さんの身元も特定されてしまいました。

ここから、高橋さんに対するすさまじいネット中傷が始まったのです。

児玉広志さんは個人ブログに、「高橋しげみにお金を取られた」「交際していた」といった嘘の書き込みをした事で、さらにヒートアップします。

違うと叫んでも、高橋さんは「有名人から金を取った元交際相手」に仕立て上げられ、被害者と加害者の立場は逆転

『ひどい女だ』『なぜこれくらい(メール3通と電話14回)で逮捕されなくてはならないんだ。(男性が)かわいそうだ』と、高橋さんに非難の矛先が向いたそうです。

逮捕後、児玉広志さんが不慮の事故で亡くなったことで、騒ぎはさらに大きくなっていき、下記のような事が起こったのです。

複数の匿名アカウントから、「人殺し」「お前が死ね」などのメールが直接、高橋さんの元に届くようになった。さまざまなネットの掲示板や匿名の個人ブログ、SNSなどにも、高橋さんを中傷する内容が大量に書き込まれた。信頼していた仕事関係者や知人も、SNSの中傷に加担するような内容を書き込んでいた。

高橋さんは、「本当に死んだ方がいいのでは」と思い詰めましたが、

2017年に「高橋しげみ」の名を葬り、僧侶「高橋美清」として生き直す事を決めます。

児玉広志はなぜストーカー行為をしたのか

児玉広志はなぜストーカー行為をしたのか

・競輪学校に入学してからずっと優秀な成績を収めてきた事から、思い通りに生きてきた為、恋愛になると、思い通りにいかなくなりストーカー行為に及んだ。

・競輪界のスターとしてのプレッシャーで感じていた孤独感を「偏った恋愛感情」でうめていた。

・自身のブログに「交際していた嘘」や「お金を取られた嘘」を綴っていた事から、プライドが高い。相手に冷たくされストーカー行為に及んだ。

児玉広志はどんな人?

基本プロフィール

名前:児玉 広志(こだま ひろし)

生年月日:1969年5月31日

没年月日:2015年8月5日(46歳没)

身長:166㎝

体重:67kg

出身地:香川県小豆島

学歴:高松第一高等学校卒業、日本競輪学校 第66期卒業

職業:元競輪選手(現役時代は日本競輪選手会香川支部所属)。ホームバンクはなく主に公道で練習し、KEIRINグランプリ優勝にまで至った異色の存在で、研究熱心さから「競輪博士」の異名を持った

通算成績:1625戦319勝、優勝回数54回(うち競輪祭新人王を含めたGI5回・GP1回)

高松第一高等学校在学中から自転車競技を始め、卒業後に競輪学校へ第66期生として入学。

在学中は卒業記念レースで優勝しています。

1990年8月9日に初出走。西武園競輪場で初勝利を収めます。

デビューから2年後に競輪祭新人王戦を優勝して注目を集めるようになり、1996年にオールスター競輪を優勝するとトップ選手としての地位を確固たるものにしました。

全盛期には特別競輪において活躍を続けタイトルを量産。

生涯取得賞金額は11億4763万7732円とされています。

児玉広志さんは競輪選手の中では小柄だった事もあり、人一倍練習や努力を続けていたそうです。

児玉広志はなぜストーカー行為をしたのか

児玉広志さんの性格は、話好きで、物腰も柔らかく、大人しい、でも闘争本能は物凄くストイックな人と言われています。

しかし裏では、高橋しげみさんに『死にたい』電話など一日に100件も連絡していたなんて想像もつきません。

アナウンサーとして現れた綺麗な女性を振り向かせたかったが、思い通りに行かなかった為、歯止めがきかなくなってしまったのか・・

児玉さんの経歴を見ていくと、競輪学校に入学してからずっと優秀な成績を収めています。

もちろんそれは努力の結果ですが、自分の思い通りの人生だったように感じます。

しかし、恋愛になるとそうはいかなくなった。結果、ストーカーという偏った恋愛感情しか向けられなくなったのかもしれません。

また、自身のブログに「交際していた嘘」や「お金を取られた嘘」を綴り、高橋さんを追い詰めるような行為もしていた事から、プライドの高さが感じられます。

競輪界の第一線で活躍していた為、周りからのプレッシャーは並大抵のものではなく、ある意味孤独だったのかもしれません。

その孤独感を高橋さんでうめていた可能性が高いです。

児玉広志さんは、2015年7月1日にストーカー行為を繰り返したとして逮捕され、およそ1か月後の2015年8月5日に香川県小豆島の自宅風呂場で顔面が漬かった状態で死亡しています。

原因は病死です。

まとめ

競輪界のスター児玉広志は、なぜ高橋しげみにストーカーした?まとめ

・競輪学校に入学してからずっと優秀な成績を収めてきた事から、思い通りに生きてきた為、恋愛になると、思い通りにいかなくなりストーカー行為に及んだ。

・競輪界のスターとしてのプレッシャーで感じていた孤独感を「偏った恋愛感情」でうめていた。

・自身のブログに「交際していた嘘」や「お金を取られた嘘」を綴っていた事から、プライドが高い。相手に冷たくされストーカー行為に及んだ。

・被害にあった元アナウンサーの高橋しげみさんは、その後仕事ができなくなり、現在は僧侶「高橋美清(たかはし びせい)」として生きている。

児玉広志さんの情報を調べていくうちに、とても違和感に思った事があります。

それは、どの記事にも「元交際相手にストーカー行為をして逮捕された」と書かれているのです。

被害者の女性が「元交際相手ではない」と否定しているのに、なぜ未だに元交際相手と書かれているのでしょうか。

それにはやはり、事実をしっかりと報道しなかったテレビ番組やネットで誹謗中傷した人、相手が有名競輪選手だったからでしょうか。

あまりに理不尽な世の中だなと感じました。

そういった理不尽の世の中が早くなくなるように願っています。

高橋しげみプロフィール

1964年12月21日生まれ、60歳 (2025年6月現在)
群馬県出身の元フリーアナウンサーで現在は天台宗の僧侶として活動している。アナウンサー時代には、日本テレビの「おはよう天気」や競輪中継のキャスターとして活躍し、また大学や専門学校で非常勤講師を務めるなど、多方面で活動。2011年に得度、法名を「美清(びせい)」とし、ネット中傷やストーカー被害を受けた経験から、被害者支援の活動にも取り組む。2020年には、群馬県伊勢崎市に「天台宗 照諦山 心月院 尋清寺」を建立し、「駆け込み寺」として悩みを抱える人々の相談に応じています。

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