2025年5月29日、中国籍の夫婦である許丁(シュ・ディン)容疑者と妻の朱暁慶(ジュー・シャオチン)容疑者(36歳)が、資金洗浄の疑いで大阪府警に再逮捕されました。
この夫婦の逮捕は3度目です。
彼らは、雑貨販売会社「川阪」の代表および取締役として活動しており、詐欺的な投資スキームによって得た不正資金を、合法的な商取引を装って自社口座に移転していたとされています。
では、警察を欺いてきたこの許丁(シュ・ディン)容疑者とはいったい何者なのでしょうか。
プロフィールや経歴について調べてみました。
許丁(シュ・ディン)容疑者のプロフィール
読み方:シュ・ディン
年齢:37歲(2025年5月現在)
妻:朱 暁慶(ジュー・シャオチン) 36歳
妻の日本名:山内優子
国籍:中国
職業:雑貨輸入販売会社「川阪」経営(2014年5月に設立された企業)
業務内容:雑貨の輸出入業務
居住地:大阪府羽曳野市
落ち着いた口調と経営者らしい振る舞いが印象的な人物との噂があります。
残留孤児3世
SNSで、残留孤児3世の可能性がある書込みがありました。
第二次世界大戦終戦時(1945年)に旧満州(現在の中国東北部)などに取り残され、帰国できなかった日本人の子どもたちを指す言葉です。とくに、親を亡くして現地の中国人家庭に引き取られ、長年そのまま中国で育てられた人々を意味します。
3世という事は、祖父母が残留孤児だったのかもしれません。
許丁(シュ・ディン)容疑者の経歴
現在、許丁(シュ・ディン)容疑者の詳しい経歴などは公表されていませんが、2014年5月に設立した雑貨輸入販売会社「川阪」での経営の傍ら、資金洗浄していた事がわかっています。
株式会社「川阪」を経営
2014年5月に設立した雑貨輸入販売会社「川阪」ですが、2024年1月31日の求人情報が掲載されています。
そこには、「代表者:キョテイ」とあります。
許丁は中国語の読み方は「シュ・ディン」ですが、日本の読み方は「きょてい」です。
代表者:キョテイ
所在住所:大阪府羽曳野市向野3-84-1
代表電話番号:08093672026
仕事内容:<貿易事業部/事務スタッフ> 事務業務/請求書の仕分け、受理した請求書の確認・集計、データ入力、伝票作成など。 ・電話対応、来客対応、事務用品管理などの事務全般です。
求める人材: ※中国語での電話対応の多い部署です※ 大卒以上 PCで簡単な入力ができる方(ブラインドタッチできる方歓迎!) 研修後もしっかりサポート。
最寄駅:高鷲駅
正社員:月給27万~30万スキル経験による調整可能 交通費全額支給 。
雇用形態: 正社員試用期間3カ月
応募資格/スキル/経験 :大卒以上 ・基本的なExcel、Word ・日本語ビジレスレベル、中国語のニカ国語が可能な方 ・責任感と協調性が求められる職場です。
歓迎スキル :一般事務経験/観光事,ハイヤー務経験がある方は優遇いたします。 ・経験がない方でも、事務職の経験者は歓迎致します。
雑貨輸入販売会社で、英語ではなく中国語を話せる方というのが怪しいですね。
「川阪」での資金洗浄
許丁容疑者と朱暁慶容疑者は、SNS型投資詐欺や還付金詐欺などで全国43都道府県の被害者から得た資金を、正当な商取引を装って「川阪」名義の複数の口座に送金させていたとされています。
2020年11月から2023年9月にかけて、約1200の借名口座から計約33億円が送金され、その多くが海外に流出した可能性があるとみられています。
具体的には、2023年6月19日から28日の間に、外国為替証拠金取引(FX)への投資名目でだまし取った計2855万円を、正当な商取引を装って合同会社の口座から「川阪」名義の2口座に送金させ、犯罪収益を取得したとされています。
この間に、警察に目を付けられ、1度や2度逮捕されたのかもしれません。
資金はカンボジアへ
福岡県警の捜査によれば、不正で得た資金はカンボジアに拠点を置く詐欺グループに流れていた可能性があり、今後は全容解明を進めているそうです。
Xでは、下記のような書き込みがありました。
福岡で、投資詐欺をしているクズ中国人二人が逮捕。
↓
中国人ギャング組織
チャイニーズ怒羅権のメンバーだった。
↓
こいつらの資金が大阪の中国人夫婦に流れていた。
許丁(シュ・ディン)逮捕
山内優子(本名・朱暁慶)逮捕
↓
こいつらの資金がカンボジアに流れていた。
日本人7名を監禁していた中国人詐欺グループだった。
カンボジアに関しては、20人の日本人が拘束されている事件が発生しているほか、様々な詐欺グループが関係している可能性が高いです。
まとめ
〈プロフィール〉
読み方:シュ・ディン
年齢:37歲(2025年5月現在)
妻:朱 暁慶(ジュー・シャオチン) 36歳
妻の日本名:山内優子
国籍:中国
職業:雑貨輸入販売会社「川阪」経営(2014年5月に設立された企業)
業務内容:雑貨の輸出入業務
居住地:大阪府羽曳野市
家族:残留孤児3世の可能性
〈経歴〉
表向き:雑貨輸入販売会社「川阪」経営
裏:雑貨輸入販売会社「川阪」での資金洗浄
・SNS型投資詐欺や還付金詐欺などで全国43都道府県の被害者から得た資金を、正当な商取引を装って「川阪」名義の複数の口座に送金させていた。
・2020年11月から2023年9月にかけて、約1200の借名口座から計約33億円が送金され、その多くがカンボジアに拠点を置く詐欺グループに流れていた可能性がある。
いかがでしたでしょうか。
2度も捕まってもまだ詐欺を続けていた事を思うと、きっと3度目捕まり釈放されてもまだ犯罪を続ける可能性は高いです。
最近では外国人の犯罪が多発している中で、もっと厳刑にしなければ、外国人犯罪は増えていく一方のなのかもしれません。
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