1995年7月7日から9月22日に放送され、社会現象を巻き起こす大ヒットとなったドラマ『愛していると言ってくれ』で共演した豊川悦司(62)さんと常盤貴子(52)さん。

このドラマは高視聴率を記録し、主題歌のドリカム「LOVE LOVE LOVE」も売上約250万枚の大ヒットとなりました。
2020年にこのドラマは再放送され、SNSでも話題になりましたね。
今も尚、第一線を走り続ける2人ですが、
30年経った今現在の2人の仲を調べてみました。
常盤貴子と豊川悦司は仲良し?
お互いの最初の印象は?
2023年に放送されたTBS系「日曜日の初耳学」の豊川さんゲスト回に常盤さんがVTR出演した際、
常盤さんは豊川さんと初めて会った印象を「そりゃもう、美しい、かっこいい。何か、いいにおいした。知らんけどね」と、ジョークをまじえながら振り返り、
「豊川さんは怖かった」けど「話し合いの場に私を入れてくれようとして下さった」と話し感謝を述べていました。
一方で、2025年2月9日(日)放送の「日曜日の初耳学」に常盤貴子さんが出演。
VTR出演の豊川さんが常盤さんに抱く特別な思いや、“謝りたいこと”を告白します。
「別に付き合ってたわけじゃないんだけど…」「ドキドキしますよね」と照れまくりの豊川さんに、
常盤さんも「特別な存在」「今も大好き」と赤裸々な想いを語ります。
聞いているだけで、何だかこちらが照れてしまうような内容ですね。
若き頃からお互いに切磋琢磨し、芸能界を生きてきた2人だからこそ信頼関係があるのかもしれません。
2人でリモート同窓会
「愛していると言ってくれ」が2020年特別版として25年ぶりに復活した際、豊川悦司さんと常盤貴子さんによる“リモート同窓会”が放送され話題になりました。

2人:「お久しぶりです」
常盤:「元気そうで」
豊川:「一緒に仕事をするのは『20世紀少年』(2008~09年公開の映画3部作)以来じゃない?凄く久しぶりな感じがします」
常盤:「このコロナ自粛中に(「愛していると言ってくれ」を)見たくなって見返してくれた方々も結構いらっしゃったみたいと聞いていたんですが、それがまたちゃんとした形で放送してくださり、まだ見ていない方々に見ていただく機会が訪れたというのは、凄くうれしい」
豊川:「常盤さんもね、もの凄くピチピチ、今でもピチピチしているけど(笑)、めちゃめちゃピチピチしていたころだからね(笑)」と水を向けると、
常盤:(声を上げて照れ笑い)「私(顔が)パンパンでしたよね。東京駅のロケの時とかが、私の中でMAXパンパンの時でした」と25年前の若かりし頃を振り返り、
常盤:「この『愛していると言ってくれ』の間、あまり寝られなかったんですよね。結構ロケが過酷じゃなかったです?」
豊川:「夏の撮影だったから、その夏は凄く暑くて。僕も常盤さんも走るシーンが凄く多かったから、とにかく汗だくで、走らされた思い出が一番あるけどね」と思い返した。
楽しそうに話す2人がとても印象的で、仲の良さがわかるリモート同窓会でした。ファンにはたまらなかったですね!
初の「夫婦役」に感慨
大ヒットドラマから29年「まさかこんな日が来るとは」と話す2人は、
2024年7月に放送された「キリン一番搾り 糖質ゼロ」新テレビCMで、“夫婦役”を務めました。
ことばを超えた純粋で繊細なラブストーリーを紡いだ2人が、29年の時を経て“初の夫婦役”とあって、
ファンからはこのツーショットエモすぎ!と話題になりました。

豊川:まさか結婚することになるなんて、思ってもみませんでした。果たして往年のラブストーリーのファンは、それで納得してもらえるのかどうかわかりませんが、共演するのが3回目、そして実は僕が演出したドラマの主演もやっていただいている、とても大好きで、素晴らしい女優さんなので、今回もすごく楽しみにしていました。
常盤:「愛していると言ってくれ」で共演した時はお話しさせていただいたことがないぐらい、豊川さんは雲の上の存在で、まさかこんな日が来るとはという心境です。今は面白いおっちゃんぐらいに、気さくにお話しさせていただいていますが、豊川さんの持っている独特の雰囲気が唯一無二で、すごく面白いんですよ。私自身、豊川さんのコメディーセンスが大好きなので、そうした部分がCMの中で垣間見えるのが本当に楽しいです。
中条:こんなすてきなパパとママの娘でいられてすごくうれしいです。皆さんもそうだと思いますが、豊川さんと常盤さんが並んでいる絵は、私自身も見たことがあるので、「あ、ここにいるんだ、自分」って、ちょっと不思議な感覚でした。
「愛していると言ってくれ」秘話
2人の設定は当初逆だった!?
ドラマ「愛していると言ってくれ」は、女優を目指す水野紘子(常盤貴子)と聴覚障害をもつ画家・榊晃次(豊川悦司)の言葉の壁を越え、手話を通じて心を通わせながら、人間としても成長していくラブストーリーですが、
最初、豊川さんと常盤さんの役柄が逆のイメージだったと当時のプロデューサーが明かしています。
元の企画では、常盤さん演じる紘子が聴覚障害者でしたが、主人公が手話のみだとドラマとして伝わりづらいだろうと思っていたところ、豊川さんに、「僕が聴覚障害者ではいけませんか」と提案されたそうです。
すぐには決められなかったとし、その後の打ち合わせを終えて豊川さんと別れるとき、手を振った彼の掌が大きくてきれいで、あの手で手話をしたら魅力的じゃないかと思い、脚本家の北川悦吏子さんと決めたと話しています。
逆設定でも魅力的なドラマになったと思いますが、豊川さんの綺麗な大きな手は30年経った今でも印象に残っているので、豊川さんの提案のおかげで大ヒットに繋がったと言っても過言ではないですね。
まとめ
常盤さんは、最初の豊川さんのイメージを「怖かった」と話していましたが、
今では、大先輩の豊川さんを「面白いおっちゃん」と話すほど、
2人の距離が縮まってるのがわかりますね。
大先輩をおっちゃんと呼べるのは豊川さんの優しさや包容力こそで、
常盤さんのおちゃめさが伝わる関係性がほっこりします。

お互いが特別な関係なんだね
活躍し続ける事が難しい芸能界で、豊川さんも常盤さんも第一線を走り続けていますが、
きっと凡人には察知できない、底知れぬ努力と才能が詰まっているのだと思います。
飾らない人柄の常盤さんといくつになっても消えぬエロかっこ良さが際立つトヨエツの益々の活躍が楽しみですね。
1972年4月30日 生まれ 52歳
『愛していると言ってくれ』(1995年)、『ビューティフルライフ』(2000年)など数々の高視聴率ドラマで主演を務め、「2年半、全クール主演し続けた」平成の連ドラ女王。現在放送中の日曜劇場『御上先生』にも出演中。
1962年3月18日 生まれ 62歳
「君は僕をスキになる」(89年)で映画デビュー。以降、映画だけでなくTV、CMでも活躍。「愛しているといってくれ」が大ヒットし、俳優だけでなくTVドラマの監督の経験もある。ネットフリックス配信の「地面師」も話題。日本アカデミー賞では1993年の新人俳優賞をはじめ、助演男優賞と主演男優賞をそれぞれ2回ずつ受賞。
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